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社長のブログ:本を読んで気が付いたこと、社員のモチベーションは管理できない

京セラの稲森和夫氏の有名な言葉「仕事の結果、成功=能力×考え方×情熱」
わたしが社員を指導するときによく引用し、自分でも心に刻んでいる言葉です。

今まで、「3つのうち、どれか一つでもマイナスになればすべてマイナス、どれか一つでもゼロならすべてゼロ」
という言葉として指導していました。

最近、思うことがあり、本を読み返してみて、伝え方が間違えていることに気が付きました。
「考え方のみマイナスになる。」そうです。なので、「どんなに優秀でも情熱があっても、考え方がマイナスだと全てマイナス」
「どんなに優秀でも情熱があっても、考え方がゼロなら全てゼロ」ということでした。
伝え方を間違っていましたが、社員はうなずいてくれていたのでよかったです。

私は、考え方・能力・情熱の全ての事を指導できると考えていましたが、
最近は、考え方と能力を指導する事が出来ても、情熱だけはどうしても会社や社長・上司が指導することができないと思いました。

情熱(モチベーション)を上げるために社長と社員で飲み会をする時期もありました。
飲み会の後、社員のモチベーションがあがったのは、一週間くらいだったのではないかと思います。

モチベーションをあげてくれないと仕事が頑張れない。
夢を持たせてくれないと仕事に張り合いがない。という状況自体が大きな問題なのではないでしょうか。

コロナ禍になり、社長や上司が飲み会に関わって時間を費やすことは時間の無駄ではないかと思い始めています。
その時間すら取れないですし、そもそも社長と飲んで楽しいですか?(笑)

テレワークが進み、社員間の距離が空けば空くほど、それを埋めようとしてコミュニケーションを取ろうとしますが、
感情や情は置いておいて、自分の役割を果たすことが、社会人としての報酬の対価であり、原理原則だと思います。
自分の役割を理解し、役割を果たす。会社はそれを評価する。シンプルでいいです。
評価されて情熱が下がる人はいないと思います。
社長は社員のモチベーションをあげることより、売り上げをあげて利益をだすことに集中したほうが、結果的に社員が幸せになります。

ところで、学生時代は本を読むことがまったくありませんでした。今は暇さえあれば本を読む本の虫に変貌を遂げました。
学生時代に勉強が大好きになっていたら・・と思うことも多いです。

本が好きな理由は、本を開けた瞬間に現在の世界を忘れて没頭することができ、
SNSやニュース媒体ではない、作者自身の考えを読めることがとても楽しいです。

あと、意外と照屋なので…
本を読んでいると人に話しかけられることも少ないので、
大勢の中でいるときは本を読んで、自分の世界に入ることが多いです。
共感してくださる人もいると思います。

自分の精神状態を保てるエキスという存在が私にとっては本です。
SNSやゲームに没頭する人を否定はしませんが、それをやる時間の半分を読書に費やしたら、
得るものが圧倒的にあるのではと思います。
またSNSは意図的に情報を操作し自分の考えを導こうしていると聞きます。
それは注意していただきたいと思います。

オーツカ光学では書籍購入補助制度があります。
当社の社員は愛社精神がつよく、会社に無駄なお金なんて出させてはいけないと思い、補助金申請が非常に少ないです。(笑)
社員にも本を読むことを勧めています。また仕事で必要とあれば本を読んでくれたら奨励金を出すこともあります。
本はそれくらい人を変える力があると信じているからです。

私は、必ず聞くことがあります。「今まで一番失敗したこと」その次に「今まで印象に残る本」の二つの質問です。
前者に関しては、かなりの人が長い時間をかけてその話をしてくださいます。
今、成功しているこの人が失敗から学んだことを教えてくださる。とても勉強になります。

後者の「好きな本は何ですか?影響を受けた本は何ですか?」の質問は、その答えを聞くとその人の思考がわかるというか、
どんな世界観を持っているのかが大体わかります。
また、この人が興味を持った本なら間違いがないと思い必ずその本を読むようにしています。

その人と出会いその人のご縁で出会った本にさらに出会いまた本の旅が始まります。
本を通じてさらなる出会いがあるということが私はとても大好きです。
これもまた共感してくださる方は少なくないと思います。

またこの二つの質問において、失敗の話をしてくださる方も、
多くの方が「この本を読んで救われた、この本を読んで変わった」とおっしゃいます。
そういった本を読まないなんて、もったいないですよね。
きっとそこには成功のエッセンシャルがあると信じて、ついついアマゾンで検索、ポチ・・クリックです。

共感しない、得ることが少ない本もあれば、共感して涙を流す本もあります。
また、全く読む気がしない本もあり、読むのを辞めます。
それはそのときの自分には必要ではなかったんだと思っています。本も人と同じで、出会いだと思います。

長々と書いてきましたが、「大塚さんにぜひ読んでほしい」と、とても素敵な女性から言われていただいた本がありました。
大塚さん素敵な女性から渡されたから読んだでしょ?といわれるかもしれませんが、不純な理由も大切です(笑)
そのご指摘は非常に正しいのですが、実に久しぶりにヒットする本でした。

グレッグ・マキューンの「エッセンシャル思考」です。
「最小の時間で成果を最大にするために」何が必要か書いてあります。
「ひとは99%無駄をしている。」衝撃でした。
「残りの1%に集中して成果を上げる」ために何をすべきか改めて教えてくれた本でした。
ぜひ読んでみてください。

文末ですが、激動の変化の歳を過ごされたと思います。
皆様にはご健康と最優先として来年も変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
お客様あってのオーツカ光学です、本当に本年はお世話になりました。

大塚太土

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